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〒136-0082
東京都江東区
新木場1-14-4
有限会社 小山商店
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木の調湿効果
木は呼吸するといわれます。これは湿度の高いときに湿気を吸収し、低いときには放散する性質を指していて、10.5p角の柱一本で缶ビール1〜2本分の水分が出たり入ったりしています。実物大実験でも、部屋の周囲に湿った空気を巡らして内部の湿度を測ってみると、木材を内装に使った場合は使わない場合より湿度が低く抑えられます。木は天然の調湿機能を備えていると言えるでしょう。
しかし木の調湿機能の原理は除湿器や加湿器のそれとは異なります。除湿器は空気中の湿気を冷却して水にして排水するのでモーターが回っている限り除湿しますが、木は組織内に水分を蓄えるので湿度に応じた含水率(平衡含水率)に達すると吸排湿は止まります。
つまり梅雨時のように長期間にわたる高湿度や冬の乾燥時の低湿度を調整するわけではなく、数時間から一日単位の湿度の変化をゆるやかにしているのです。人間の体も急激な変化には変調を来しますが、ゆっくりした変化には違和感を感じません。木の内装は湿度の上下の起伏をなだらかにすることで、人の身体が湿度の変化に適応する過程をよりスムーズにしてくれるのです。木の内装に囲まれたお部屋で心も体も快適にお過ごしください。
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